ランドクルーザー300 メンテナンス ~アドブルー補充~

ランドクルーザー300アドブルー補充

トヨタのランドクルーザー300は国内でも人気のSUVですが、車体が大きく車重も重い事から、エコカー等と比較すると倍以上の維持費がかかります。そこで私のようにどうしてもランドクルーザー300に乗りたくて購入したが、維持費はできる限り抑えたい方の為に投稿します。今回はディーゼルエンジン車を所持している方は必ず必要になってくる、アドブルー(高品位尿素水)の補充についてです。

アドブルー(AdBlue)とは

アドブルー(AdBlue)とは

アドブルーとは、高品位尿素水の事をいいます。ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比べると排気ガスに有害物質が多く含まれるが事が問題となりました。そこで誕生したのがクリーンディーゼルエンジンです。クリーンディーゼルエンジンは排気ガスをクリーンにする浄化システムが搭載されていて、浄化システムで使用されるのが高品位尿素水のアドブルーです。高温の排気管にアドブルーを吹き付けて気化させる事で排気ガス中の有害物質を無害化しています。

ランドクルーザー300のアドブルー(AdBlue)消費量

ランドクルーザー300のアドブルータンクの容量は17.4Lです。メーカーの仕様では、走行距離が約1,000kmで1L消費する事になっていますので17,000kmに1回補充が必要となります。これはあくまでカタログ上の消費量で、私の場合ですと11,000km走行したところで2,200km以内に補充するよう警告メッセージが表示されましたので750km/L消費し、約13,000kmで補充が必要となりました。アドブルーの消費量には個人差が出ます。基本的に燃費に良いとされる運転を行う事で消費量を減らすことができます。

アドブルー価格

アドブルーの価格は購入場所により大きく異なります。できる限り安価に抑えたい方はネット通販での購入をお勧めします。価格は150円/L程度で販売されています。カー用品店では400円/L程度。ディーラーでは350円/L+工賃770円でした。ガソリンスタンドでは価格差はあると思いますが、私が給油しているガソリンスタンドでは200円/Lでした。ランドクルーザー300の場合、タンク容量が17.4Lなので安いネット購入の場合、2,550円と高いディーラー6,720円では価格差4,170円と2.6倍の差があります。私の場合、警告ランプが表示された後、ネット通販で20L入りを購入します。10L程補充して、半年後(5,000キロ程走行後)に残りの10Lを補充しています。

アドブルー(AdBlue)補充方法

アドブルー(AdBLue)補充方法

ランドクルーザー300のアドブルー補充方法を紹介します。他の車種も同じかと思いますが、ガソリンの給油口の横に青いキャップがあります。ここがアドブルーの補充口になります。

段ボールからアドブルー容器を取り出し、容器を開封後、付属のノズル(購入時に付属のノズルがついているか確認してください)を容器に取り付けます。

車のエンジンが停止している事を確認後、アドブルー補充口のキャップを外し、ノズルを補充口に差し込み流し込むだけです。補充が完了しノズルを抜く際は、残ったアドブルーが車のボディーに付着しないように気をつけてください。付着した場合は水で洗い流してください。

作業完了後、エンジンを始動させ警告ランプが消灯している事を確認してください。アドブルータンクの残量確認方法は、マルチインフォメーションディスプレイ(スピードメーターのディスプレイ)で確認できます。ハンドル左側の上下レバーを操作しAdBlue画面を表示させて残量確認してください。残量が増えていれば完了です。

アドブルー(AdBlue)取り扱い上の注意点

アドブルーの保管には注意が必要です。高温環境下で長期間の保管は品質が劣化します。保管期間の目安として30度以下の環境では1年、35度以下の環境では6ヵ月以内に使用するようにしましょう。また、高温環境下でなくても容器の蓋を一度開封すると劣化が早まります。開封後は早めにご使用ください。

アドブルーの使用上の注意点としては、有害性は低く、人体に害はありませんが、肌が弱い方や心配な方はゴム手袋を着用することをお勧めします。皮膚や目に付着した際は、水で洗い流してください。万が一誤飲した場合は、水で飲み流してください。車のボディーに付着した場合は、腐食させる恐れがある為、水で洗い流してください。

まとめ

ランドクルーザー300のアドブルー補充は、アドブルータンクの容量も多いことからDIYする事をでディーラーに依頼するよりメンテンス費用を大きく抑える事が出来ます。補充作業も簡単で自分の空いている時間に10分程度と短時間で行えます。ディーラーで高い料金を支払って、時間を指定されて作業してもらうよりはお勧めです。また、DIYする事でさらに車に愛着もわいてくるのは私だけでしょうか。私のように出来るだけ維持費を抑えたい方は、アドブルー補充作業を行ってみてください。

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